バーニングマンに学ぶ市場経済の鍵【420夢の小箱】

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バーニングマンに学ぶ市場経済の鍵

食べ物なら本来は栄養素。物なら本来は必要性や満足。そもそも目的が明確ですよね?《価値》という流動的なものを必要に応じて買っていると想っていたら定価以上で《価値》だけを追い求めてしまう現実もおこる昨今…今日は最近起こっている市場経済に事象に『バーニングマン』の精神と「信義誠実の原則」いう表現もくわえて、ちょっと気分転換する内容でお伝えします

『バーニングマン』は音楽系のフェスなのは、皆さんもご存知と思います。「砂漠の真ん中で水を売る」そんなビジネスに手を染めてませんか?大事なのは、砂漠のど真ん中に毎年現れる《ブラックロックシティ》と呼ばれる架空の都市のルールに注目して、現在身の回りで起こっている現象を読み解いてみます

『結局、強かなケチがやっぱり勝つ』
現在、市場経済の需要の大半は「時間と小金持ちの年配層」なので《価値》のあるなしに一喜一憂して動くバッタの群と同じイメージです。古き良き日本のカルチャーが骨身に身についているので、頭で考えて試算してから動く若者層より「行動力」で勝るぶん感即動で突発的な動きをします。この層は日頃コンビニなどで無駄な消費を利便性でおこなう若者層とは違って、日々ケチな生活《経済の知恵》が指針なので!使う時が来たら強かな買い占め行動ができる訳です。逆な表現をすればケチは《価値》が市場でMAXになった時点でも必要であれば買えるだけの貯蓄額も有しているので…『結局、強かなケチがやっぱり勝つ』という真理になりますね

『バーニングマン』では貨幣取引による需要と供給はルールより規制されています。市場経済では《価値》=価格という指標になってしまうので、転売などの利鞘を目的にした過度な《価値》に執着した取引が横行してしまいます。そんな皆さんが当たり前に利用している取引を規制した空想の都市とは、どんな営みが繰り広げられてるのでしょうか?『バーニングマン』参加の経験はありませんが、過去参加したお坊さんが自分たちの所有する御山を開放してイベントを実行したり…かなりの影響力をもったフェスである事を知ったことから、これから訪れる世界的な苦境に『バーニングマン』の精神が鍵になるとおもいまして考察しております

《市場経済》
『結局、強かなケチがやっぱり勝つ』ここでは一般的な消費層を「年配層」弱者な消費層を「若者層」と分類して表現していますが悪意はありません。ぼくも年配層の分類であり、若者層へ伝えられるメッセージを常に模索中であることから、若者層が勝るためには「バーニングマン」の精神という新しい世代だけの「コモディティ化」で商品やサービス提供に挑んでみるのもアリかと思って書いております。「理論」より「経験」「政治的」より「精神的」「サービス」より「サバイル」「仕事」より「役割」「経済的支援」より「具体的な支援」これから起きる問題は、まるでゲームの世界での「イベント」「フラグ」のように様々だと予測されます。そんな「イベント」や「フラグ」を、個人もしくはグループで個性を発揮して上記の精神に沿って、人に与えるというムーブメントで実践する『より多く与えた者が、より多くを得る』これにより年配層と隔離した新しい経済活動を起こせるのではないでしょうか…

一定の条件下による若者層の親和スピードは、凝り固まったパーソナル重視な年配層に比べて群を抜いて発展する可能性を秘めていると思います。それは一昔まえの「今あった人と直ぐに打ち解ける」とは区別され、予め予測範囲内の不特定多数とSNS・オンライサロン・アプリを利用してリサーチ確認を済ませることができると言う点からです。ある条件下のオンライン上の仲間なら販売を行う・サービスを提供すると言うことが可能という事を意味ます。嫌な人は付き合いたくない。それを飛躍させて小規模な経済活動まで昇華させるという意味です。これしきのムーブメントが起きたとしてもコンビニが潰れる訳ではありませんし…

《信義誠実の原則》
民法に関わるような解釈や規定に関わることばなので《市場経済》の事象を語呂として表現する意味合いで《常識を逸脱する行動を認めない》と言う定義をあげた上で《誠意持った行動》《一般的な期待に沿った行動》《一般的に期待される信頼を裏切らない行動》なんの事を伝えたいか?最近、蔑視されている便宜的な値上げや買い占めによる転売・過剰な報道による市場の混乱です。乱暴なこじつけですが『より多く与えた者が、より多くを得る』とは、かけ離れた市場で起こる『結局、強かなケチがやっぱり勝つ』と同じ事象のことを《信義誠実の原則》から外れた奴らという意味でディスってます。物品を所有するものに販売権はあるが、信義誠実の原則を軽んじて、市場経済を逆手にとった手法で正統価値もない取引を仕掛ける…恐怖心を煽っただけの売買は、プラットフォームも含め若者層からオワコン!扱いされるんじゃないですか…

『バーニングマン』も実はオワコン呼ばわり!某LABOさんの記事では「バーニングマンは商業イベントになってしまった?」っと書かれておりましたが結局は「答えはNO」よかったですね【No Spectator】そう、これが今の市場経済に必要な若者層へのメッセージです

【No Spectator】
Radical Inclusion:すべての人をリスペクトし、受け入れること

Gifting:人となにかを交換する、あるいは何かを代わりに受け入れるためではなく、人に与えること

Decommodification:商業的なスポンサーシップ、取引、広告などは禁止、経験により消費するものではないものを追求すること

Radical Self-reliance:参加者の個性を発見し、個々の中にある資源ともいえるものを働かせること

Communal Effort:個人あるいはグループで共同して個性を発揮することで自分のみならず人にも何かを与えることができる。また与える側は、受け取る側の権利と自由もリスペクトしなければならない

Civic Responsibility:市民的社会に価値を持ち、コミュニティメンバーがイベントを作り、みんなのために良いことを行い、参加者の責任を果たせるように努力する。そして、そこに適合し状況に応じた規則に沿ったものとなるよう責任を果たさなければならない

Leaving No Trace:環境に配慮すること。集まった場所に痕をのこしてはいけない。きちんと綺麗にもどして最初よりも良い状態にして去るようにしなければならない

Participation:参加型イベントであること。個人的んkも共同的にも心を通わせ、参加をして、誰もにオープンであり、心を開くようにしなければならない

Immediacy:今の経験を最優先すること。考えることだけでなく、行動して、経験によって社会に参加して携わること重んじること

ノーベル賞を受賞した経済学者のことば“世界がいま必要とする出会いの鍵” ポール・ローマー COURRIER参照

「Mr.Romer,who appreciates a bit of shock value, has been showing aerial images of the city in public talks about urban growth for several years. The world, he says, needs more “Burnig Man urbanization.”

The New York Times : Paul Romer
《420夢の小箱》FourTwenty 全店舗で販売されていた正直、中身は「在庫」なった型落ちの商品たち…そんな詰め合わせの小箱を売るのが正直、とても恥ずかしかった。皆さん大きめや小さめの箱をもったり、ふったりしながら楽しそうに選んで買っていく「戻って来ないかなぁ」「クレームにならないかなぁ」売っている側は冷や汗もので、胃が痛くなる想いだった。全国で一斉に販売する真理がまるでわからなかった。そんな小箱を沢山売る店舗があった、そこには笑顔のやりとりがあった。「また買いに来る」そんなお客さんもいた。今なら…それが《夢》を受けとって貰えてたんだとわかる。あの頃の方が、今よりもっともっと笑顔が溢れていたから。

「考えるより、感じろ!」「やってやれない事はない、やらずに分かるはずもない」皆んなで傍観者にならず、これかた訪れる暗雲の中でも与える者になろう!

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